ユニークな椅子ずらり 京滋の作家ら30人 大山崎で企画展

 多彩なデザインのいすを展示した企画展「かんさいいすなう」が17日、京都府大山崎町アサヒビール大山崎山荘美術館で始まった。京滋を中心に関西の作家30人が作ったユニークな形の約50点が並ぶ。
 山荘美術館は民芸運動に参加した木漆工芸家黒田辰秋(1904〜82)作のいすを所蔵する。生活空間だった山荘で、日用の家具ながらさまざまな造形が可能ないすに腰掛けて今の生活スタイルを考えようと企画した。
 巨大なオウム貝をかたどって迫力を感じさせたり、剣のように細く長い背もたれを付けたりしたいすが並ぶ。奔放に伸びて絡む枝のような形でどう座ったらいいか迷う作品や、クッションが彩り豊かな作品もある。来館者は一風変わった造りや座り心地を楽しみながら観賞した。9月25日まで。有料。

店舗家具,業務用家具,飲食店家具,店舗用家具,店舗家具,格安